1 勉強する。学問をする。「大学で心理学を―・ぶ」「同じ学校で―・んだ仲間」
2 教えを受けたり見習ったりして、知識や技芸を身につける。習得する。「よく―・びよく遊べ」
3 経験することによって知る。「苦労して人間のすばらしさを―・んだ」
4 まねをする。
参考:【goo辞書】http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/209210/m0u/%E5%AD%A6%E3%81%B6/
学ぶというのは、上記の通り、勉強すること。
では、昨年、勉強したこと、習得したこと、経験したことによって知り得たことを列挙してください。
といわれて、即答できる答えがいくつもあるでしょうか?
即答できることは確かに少しはあるかもしれませんが、10も20も即答できるようなものは無いかと思います。(あるとすれば、相当記憶力がいいか、そもそもこの記事を読む必要がありません(笑))
そこで、「昨年何を学んだか」を問うのではなく、「昨年何を失敗したか」を自分に聞いてみてください。そうすると、ぼろぼろと多くの失敗が出てくるのではないでしょうか?僕はものすごく沢山あります。
ここからが、本題です。
その「失敗したこと」に対する対処方法:失敗をリカバーする。そもそも失敗しない方法など を思い浮かべることができて、現在、実際にそれらの対処方法を行えていたらそれは「学んでいる」、「成長している」といえるのではないでしょうか?
失敗に学べとはよく言いますが、確かにそれは「真」なんだろうなと思います。
逆に、すぐに忘れて切り替える。というのは「学ぶ」上ではあまり良くないことなのかもしれません。
もちろん、「成功のイメージ」を持つことも大事です。
失敗したその状況を思い浮かべ続けていては、成功のイメージが浮かばず失敗をくりかえしてしまう状況に陥るかもしれません。
そもそも、自分が失敗する姿をずっとイメージしているのは精神衛生上よくありません。
失敗に学ぶとは、失敗をイメージするのではなくて、失敗せずに成功する方法をイメージできる様になるということですね。もし、繰り返し失敗してしまう人は、この「失敗をしない成功の方法」をまだ見つけ出していないのです(当たり前です。。。)もしくは、その失敗せずに成功する方法を見つけていても、どうしても不注意になり、その成功の法則に従えていないのです。
僕は結構「どうしても不注意になる」ほうなので、気がついたら成功の法則から外れているときがあります。ただ、失敗の前に気づけるようになったのは成長している証です。
もうすこしで、「どうしても不注意になる」ことを避ける法則を見つけられそうです。
そして、先程の質問で思い出した失敗を繰り返さないで、現在を駆け抜けているアナタ。おめでとうございます。アナタは失敗したあのときより、確実に成長しているはずです。
何を学んだか?
という質問は、
何を失敗したか?そして、どう対処したか。
という質問と同義です。
スランプに陥ったとき。
なにかの節目のとき。
「何に失敗したか」
を自分に問うてみてはどうでしょう。
そして「その失敗にはどう対処するのか、もしくは、失敗しないためにはどう対処すべきなのか」が頭に浮かび、それが実行できているのならば、アナタは確実に成長しているはずです。
人間は、やけどをしないと火が熱いことも知りません。
僕は、熱せられたフライパンを手のひらで触ってやっと、その鉄の物体がものすごい熱い物体だということを学びました。(今思えば、どうしてあんなことをしたのか理解できません!)
アナタの人生は、やけどを繰り返しているでしょうか?
繰り返していなければ、少なくともフライパンが熱いということは学んでいるはずです。
大人になると、人と自分を比べたり、自分のだめなところばかりに目が行き成長を実感できないことがあるかもしれません。そんなときは何を失敗したか?そして、どう対処したか。
大人になると、人と自分を比べたり、自分のだめなところばかりに目が行き成長を実感できないことがあるかもしれません。そんなときは何を失敗したか?そして、どう対処したか。
を思い出してみるのも一興です。
※もしかしたら、失敗を思い出して、さらにブルーになる可能性もありますが、重要なのは「どう対処出来るようになっているか。」というポイントに着目することです。
もし、去年一年間に一回も失敗が無い場合は、もしかしたらアナタは完璧な人間か、「自分ができることしかしない」人なのかもしれませんね!
※もしかしたら、失敗を思い出して、さらにブルーになる可能性もありますが、重要なのは「どう対処出来るようになっているか。」というポイントに着目することです。
もし、去年一年間に一回も失敗が無い場合は、もしかしたらアナタは完璧な人間か、「自分ができることしかしない」人なのかもしれませんね!
ということで、年始早々「自分の成長を実感できていなくて、もんもんとしている」方々に向けたニッチな記事を書いてみました。